第120回 不動産購入申込書を受け取る
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今日はですね、家を売りにだしていて、何度か値段を下げたりですね、内覧に見に来てもらったりしているうちに、いよいよあなたの家が欲しいという方が現れた。
この時にどういった事が行われるか。
これについてお話をしていきたいと思います。
まずですね、その家を気に入った方というのは不動産屋さんと相談して購入申込書、別名ではですね買付申込書とかですね、そういう名前の書類を売主さんに対して提出をしてきます。
これは何かと言うとですね、家をいくらぐらいで買いたい。
どれぐらいの時期に契約をしたい。
手付金はどれぐらいでという事をですねザックリ書いた所謂、書類による購入の意思の表示です。
これをですね、まず売主さんの所に届けられます。
で、これを見てですね売主さんと売主さん側の不動産屋さん業者で例えば1800万で家を売りに出していて、交渉が1750万円で入ってきたら、じゃあどこまで交渉するのか?
もう値段を下げないのか?
こういった値段のですね合意点を探りながらですね、交渉していく。
そしてですね、買主さんの希望と売主さんの希望が合致したらいよいよ契約という流れになります。
それのまず最初の第一歩の買付証明書を頂く事になります。
この買付証明書なんですけども、家を見に来た方がいるとするじゃないですか。
そしたら、その日の夕方、若しくは翌日までに入ります。
どういう事かと言うと、家を買う人というのは家を見に来たら、いいなと思ったらだいたい、もうその日の夕方には買付出す方がほとんどです。
逆に言えば、家を売りに出していて今日見に来た方からその日の夜までに何のアクションもなければ、もうなかなかそのお客さんは難しかったなと思ってもらえばいいかと思います。
中にはですね、ちょっと1日、2日、時間下さいって方もいるでしょうけども、私の経験上ですね、ほとんどの方がその日のうちに結論を出します。
ですから、今日見に来たら今日の夕方までに買付証明書が届く。
若しくは、翌日の朝には買付証明書が届くというのがですね、大体のパターンですね。
そしてその中に書いてる事に関してですね、売主さんとしてはですね、例えば値段に関してはこれぐらいまで、もうちょっと頑張ってくれないかなとかですね。
契約の日はこれぐらいの日でどうでしょうという事をを話していく訳ですね。
まずはですね、その買主の希望と売主の希望の合意点を探していく。
これが大切な事になります。
そしてですね、この買付証明書というのは売主さんからすればですね、買いたい人の意思表示ということで捉えられますが、買う方からすればですね、これを出したから必ず買える訳ではないんですよ。
あくまでも売主さんとの交渉権を得る為にこの買付証明書を出すという事になります。
ですのでですね、買主さんというのは、もし今自分が一番に買付証明書を出していたとしてもですね、翌日それよりも高い値段で出す人がいたら、そちら側に売主さんが売りますと言ったら、もうそれは抵抗できません。
依ってですね、買主さんの立場ですればですね、ある事をしておくことで売主さんの心変わりをしないようにしておくこと。
じゃあそれはどういった内容の事なのか。
そして、この内容はですね、売主さんにとっても非常に大事な事ですので、これは明日お話させて頂きたいと思います。