第125回 不動産 売買契約 当日の流れ
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今日はですね、契約の流れ、契約当日の流れについてお話したいと思います。
契約の時にですね、する事としましては順番としまして、まず買主さんに対して物件の重要事項説明これを不動産屋さんが行います。
次にですね、買主さん・売主さんお会いしまして、そしてですね売買契約書の読み合せを行う。
そして内容を確認にして問題なければ次に両者記名、押印その後に手付金の授受そして領収書を渡すという形で契約というのは流れていきます。
この契約の流れなんですけども、まず軽くその流れだけ頭に入れといて欲しいんですね。
そして実際にですね、売主さんの立場でいった時は、まず最初の重要事項説明これについてはですね、例えば契約が10時からだとしたらですね、9時半頃に買主さんが来てですね先に売主さんが来るまでに不動産屋さんがこの重要事項というのを買主さんに説明しておいてですね、それが終わった頃の10時頃に売主さん・買主さん両者がお会いするという流れになります。
そしてお会いしましたら、後は契約書の読み合わせですね。
この契約書の読み合わせなんですけども、前回、前々回にですね契約書というのはですね事前に不動産屋さんからもらっておいて、中身をしっかり確認しておこうって事をお話してましたので、当日は本当セレモニーみたいな感じに流れていきます。
ただですね、やはりこの時に聞きながら「あれ、ちょっとここ分かりにくいなあ」ってとこがあると思うんですよね。
そういう時は遠慮せずに不動産屋さんに聞いて下さい。
ただ聞く時はですね、途中でお話を入れるとですね、ややこしいですので、一応メモと鉛筆だけ用意しておいてですね全て契約が終わった後、大体不動産屋さんが「契約書の内容についてご質問等ありませんか?」という事聞きますので、その時にですねしっかり納得のいくように説明を聞いて頂きたいと思います。
そしてこれが終わりますと、いよいよ記名押印、契約書にはですね、まず印紙を貼りまして、でお名前を書いて、そして印紙の割印そして名前の後に判子を押す事になります。
この判子についてはですね、前回もお話した通り実印である必要はありませんので、この時はですね三文判でも結構ですので判子を付くという形になります。
そして、その後ですね手付金の授受にいよいよ入っていきます。
買主さんから売主さんに手付金をお渡ししまして、で売主さんはですね、その手付金を確認して領収書渡す訳ですね。
この時なんですけども、受け取った手付金はちゃんと数えて下さい。
お金を数えるの慣れていない方もいるでしょうけども、ゆっくりで結構です。
ゆっくりで結構ですので確実にちゃんと手付金の額があってるのかどうかを確認して下さい。
で、これはですね買主さんに対して失礼だって事を考える方もいるんですが、ちゃんと中身を確認する方が失礼ではありませんので、ちゃんと金額があるかどうか確認して、「確かにありました。ありがとうございます。」と言うといいと思いますよね。
そして手付金の受領が終わりますと、その手付金に対する領収書を買主さんに渡して、後はですね決済までの事についてちょっと打ち合わせをする。
これが大体、契約当日の流れとなっていきます。