第127回 しつこいくらいに確認する
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決済までの準備について昨日から引き続きお話をしていきたいと思います。
家を売る場合なんですけども、決済までの準備としましては、やはりですねどういったお金が授受されるのか。
どういったお金が授受されるのかについてしっかり確認しておく必要があります。
これはですね、決済時に例えば売買代金がこれだけ、で引渡しする為のそうですね固定資産税の清算金であるとか。
管理費をどれだけ買主さんから受け取るのか。
またはですね、売主さんの立場にすればですね、例えばその他何らかの清算金がないかについては、ちゃんとチェックしておいてですね、お金がどんだけのお金が決済時にいるのか。
どういった段取りでするのか。
このお金についてをしつこく何回も確認しておいて頂きたいと思います。
大きく分けてですね、売主さんの立場で言えば、売買代金の残額を受け取って、管理費と固定資産税の清算金を受け取って、そして最後にですね不動産屋さんに仲介手数料を払う。
ザックリ言うとこういうお金が必要になってくる訳ですけども、それプラス売主さんの場合は、住宅ローンの返済という問題があります。
例えばですね、ご主人さん単独名義で持っている家を売る場合は、大きな問題がなくですね売買代金全額ご主人さんの口座に入れてもらえばいいんですけども、これがご夫婦であるとか、または別の方との共有名義である時は、一旦例えば売買代金の残額が2700万円もあったと。
じゃあ、これを持ち分に合わせて2分の1ずつでしたら、1350万ずつAさんBさんに振り込むのか。
そういった事もですね、ちゃんと決めとかないといけないのですね。
これはですね、もちろんあとで調節する事できますけども、できればですね決済の時というのはお金の流れがちゃんと口座に残るような形で振込み手続きとかをしていく方が非常に綺麗ですし、税務上にも問題がありませんので、その決済時にもうその場で解決をするようなお金の振り分け方、これを前もって計算しておく必要があります。
あとですね、司法書士さん、司法書士さんによく確認しておいて家を売る、買う時の必要な費用に関して確認をする。
そしてですね、あと書類。
どういった物が必要なのか。
売主さんの場合は印鑑証明が必要だよとかですね。
買主さんの場合は住民票、住民票が必要だよとかもありますので、この移転登記に関する必要な物についてもしっかり調べておく必要があると思います。
過去にですね、私の場合トラブルないんですけども、よく聞く話では当日何らかの物を忘れて決済が長引いた。
若しくは別の日に延期になったって事もありますので、決済の準備というのはしつこいぐらいに繰り返し確認をしておく。
それでいて安心して当日を迎えてほしいと思います。