第128回 決済当日の流れ
■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》
はい、いよいよですね、今日はですね「決済の当日の流れ」これについてお話をしていきたいと思います。
決済なんですけども、だいたい場所はですね買主さんが住宅ローンをくむ銀行となります。
もちろんですね、自己資金で買うよって方の場合はですね銀行でやる必要もないので、別のとこでする事もありますけども。
だいたいの場合ですね家を買う人っていうのは住宅ローン使う事が多いので、その住宅ローンを使う金融機関の応接室なり会議室ですね。
部屋を借りまして、そこで決済っていう形になります。
当日なんですけども、一応時間を決めまして売主さん買主さんみんなが集まった所でですね、まず司法書士さんに各自この取引に必要な書類を渡します。
売主さんの場合はですね、印鑑証明だったりですね、あとはですね建物の固定資産税の評価額が分かる書類、所謂、公課証明とか評価証明こういった物を渡します。
あとですね一応、最近はうるさくなりましたので身分証明書のコピー若しくは提示をさすと、提示をするという形になります。
そしてですね、買主さんの方は住民票ですね。
こういった物を出して、まず書類の確認をする。
そして書類が整った段階で次はですね司法書士さんから、「じゃあこの書類にですね名前書いてハンコ押して下さい。」って言われますので、それを行います。
そしてですね、それが全部揃った所で書類が全部完璧に揃った、確実に所有権を移転できるという状況になった段階でいよいよお金の取引となってきます。
この金銭の授受なんですけども、基本的には現金が目の前で動くという事はありません。
どういう事かと言うと、まずですね買主さんは自分の口座から必要な金額、残代金を出金伝票に書いて、そしてですね売主さんは売主さん側でそれをどこの口座に振り込むのかというですね振込の伝票を書く訳ですね。
それで伝票を銀行の方に渡して、もうこの伝票の書類だけの処理となります。
ですから、流れとしましては買主さんの口座からお金が出ていって、それがそのまま売主さんの口座に振り込まれるという事になる訳ですね。
ですから大きなお金が現金が目の前で動くという事は非常に少ないです。
中にはですね、例えば固定資産税の清算金とか、あとまあ仲介手数料こういった物を口座から出す事でちょっとお金が出てくる事ありますけども、大体の場合ですねこの売買代金の残代金に関しては伝票上の処理、後は現金で各々やり取りするという形が多いです。
後はですね、固定資産税の清算金やですね、それとですね管理費等あれば管理費の清算金を授受しまして、後はですね司法書士さんにお金を払い不動産屋さんに仲介手数料払ってですね、最後にですけども一応不動産屋さんによってはですね物件の引き渡しが無事に終わりましたという完了の確認書にサインをするって事になります。
後ですね、必要な書類書き等を買主さんに渡して全て取引が完全に終わるという形になりますね。
当日はですね、緊張するかもしれませんけども不動産屋さんも司法書士さんもいますので安心してゆったりとした気持ちでのぞんで頂きたいと思います。