第131回 今「家を売る」ときに知っておくこと
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今日からですね2回に渡りまして「今の日本の不動産市場において家を売る時、買う時の心構え」これについてお話をしていきたいと思います。
まあ何でこんなお話をするかというとですね、最近テレビやニュース等で皆さんも見てると思うんですけども、不動産会社が潰れたりですね、景気が悪くなってきたとかですね、まあ今日リアルタイムの話ですけども昨日の夜にはですね日本のですね総理大臣が突然辞めてしまうというですね、そういったですね経済的な混乱の中でですね、ただその中でもやっぱり家を売ったり買ったりしなくちゃいけないという事になりますので、そういった時の心構え、これについてお話をしていきたいと思います。
まず家を売る方、売りたい方はですね、「いやー、ちょっと今ね、こういうニュースがいろいろ出ていて、こう記事をペラペラめくってみてもいい話がないから、もう少し待ってみたらですね世の中の状況が良くなって、私のマンションも少しでも高く売れるんじゃないか」なーんて思われてる方たくさんいると思うんですけども、またですね私のとこにも相談来る方でも同じような相談が来る訳ですけども、それは全て考えをやめた方がいいと思います。
というのはですね、じゃあどれぐらい待てば日本の景気が良くなるのかっていう事を考えた場合に、実は目先見えてないんですよ。
ここ2年ぐらいですね、マンション市場、不動産市場良かったと言ってるんですけども、これは全て外国からのお金が入ってきた事によって買いあがった不動産が値段が上がったという話が背景にある訳ですね。
ですから、日本の自分の国力では上がってなかった訳ですよ。
そして今現在ですね、外国のお金が日本からすーっと引いちゃいましたら、同じようにまたバブル崩壊。
こういう形になってる訳ですね。
ですから、家を売る、不動産を売るという立場にあった場合に、もうちょっと待ってれば良くなる可能性って言うのは外的要因がない限り価格が上がるという可能性はありません。
要するに外国のお金が入ってくる、若しくはたくさんの移民を日本政府が受け入れる。
こういった状況にならない限りは、なかなか不動産価格が上がる事はまず考えられませんので、そういった意味では1日でも早く売る、これが非常に大切だと思います。
もう1回言います。
1日でも早く売る。
まあ家を売るとなるとですね、8月の夏の前には売った方がいんじゃないかとかですね。
年末までには売った方がいんじゃないかという事を考えてる暇もないんですよ。
1日でも早く売却活動に入って頂いて、少しでもいい条件で売る。
これが非常に大切です。
待っていても良くなる可能性というのは非常に難しいでしょうね。
またですね、それは買う方の質というかですね、買う方の状況もまた変わってきますので、それについてはですね明日、水曜日ですので明後日、木曜日にお話しますので是非こちらも聞いて頂きたいと思います。
今日はですね、これからの時代、家を売る方の心構えとして、いち早く売る、売りに出すという事についてお話をさせて頂きました。