第132回 今「家を買う」ときに知っておくこと
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今日はですね「今、家を買おうと思ってる方がまあちょっと今、景気が悪いとかですね、不動産の状況が良くないと言われる中で、どういう風な視点で家を買えばいいのか」これについてお話をしていきたいと思います。
この話はですね何度も何度もお話してる事なんですけども、非常に大切な事なので、繰り返しお話をさせて頂きたいと思います。
今ですねテレビ、ニュース、新聞、雑誌等で不動産の状況が悪い、悪いという事で皆さん非常に買い控えております。
まあ実際に仲介をしてる私もですね最近、買主さん、買う側のお客さんの動きが悪いというのは非常に感じますよね。
何故かと言うと私はマンション売却専門という事で物件をいくつか預かってですね、こう不動産業界のネットワークに載せてるんですけども反応がない、問合せが少ない、こういうのをリアルに感じます。
特にですね、このお盆の前とお盆の後で大きく変化していまして、お盆の後は非常によくない状況になっています。
まあこういう形でですね、いろんな情報が出てきますと家を買いたい人というのは「やー、今買うと将来また値下がりしたらどうしようか」という事でなかなか買えないんですよ。
この買えない状況がずーっと続くという事でダンダンダンダン不動産価格も下がってくると。
で、またですね買おうという方は、また下がるんじゃないかという事で戦々恐々としているというのが状況だと思います。
ただですね、今、今日言っておきたい事は今、買いたい人はですね、ある意味チャンスでもあるんですよ。
誰も買わないから売り手はもう売りたくてしょうがない。
で、特に家を売るというのは買う以上に売らなくてはいけないから売る人が多い訳ですよ。
だからその人達は売りたくてしょうがない。
売らなければならない。
だから、そこに買いますよという言葉がくるのは非常に嬉しい訳ですよ。
ですから、値段交渉にしてもかなり有利な形で買う事ができる可能性は今は高いです。
これがですね、テレビマスコミが不動産の底値になったとなったら今度そこに買いたい方がワアッと入ってくると今度は売り手は強気になりますよ。
ですから、今まだ底もついてないですけども、今売り手が非常に弱気の時に買いにいく事は一番交渉がしやすい。
そしてこの今買う時は、必ず将来売れる家を買って欲しいんですよ。
「やあー、私はね昼間家にいないから、もう夜だけだから北向きでも安い家がいいよ」っていうのは絶対やめて下さい。
今、交渉がきく時だからこそ南向きであったりですね、南東の方向のバルコニーの広いとかですね。
誰もが見たら気に入る家、これを安く買えるチャンスは今しかないです。
そしてプラスアルファ言うと、銀行の住宅ローンの審査、これが通れば金利優遇も非常に大きいです。
そういった意味でも今、家を買うというのはある意味大きなチャンスです。
今ですね、しっかり交渉していい家を買う。
これをして欲しい。
但し1つ補足する事と言えばですね、金利上昇に自分が耐えうるかどうか。
これだけは確認さえすればですね、しっかりといい家が今、安く買えますから是非それは検討して頂きたいと思います。