第135回 不動産売買成功の3つのポイント「理由」
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今回はですね不動産売買における大切な3つのポイントの内の最初の1つめ、「不動産を売買する理由」これについてお話をしていきたいと思います。
この不動産を売買する理由なんですけども、理由なく売買する人っていうのはいません。
例えば、家が手狭になったから売って新しい物を買い替えたい。
二世帯住宅にしたいから大きめの家が欲しい。
転勤になったから家を売りたい。
こういった理由がある訳ですね。
中には特殊というかセレブな感じの方で、家に飽きたから売りたいという方も過去にいました。
まあそういう方もいましたけども、ほとんどの方が何らかの理由があってですね家を売る訳ですね。
この家を売る理由をちゃんと明確に定める。
家を買う理由をちゃんと明確に定める事は非常に大事です。
というのはですね、目標という物のを定めたら、それを達成する為にはどうしなければいけないかという事を人間の頭では考えます。
例えばですけども、私はマラソンをやってるんですが、フルマラソン42.195kmを走ろうと思えばですね、やっぱりまずは最初は5kmでも走りきらないかん訳ですよ。
で、二年後の大会に出ようとすれば、じゃあ1年の頃にはこういう大会に出て、二年の頃にはこういう大会に出てというようにですね、ある程度スケジューリングを組んでいかなければ目的というのはやっぱり達成できない訳ですね。
実は不動産売買においてもこれは一緒で、まずどのような理由で家を売買するのかを確定しますと、それに伴って目標が立てれます。
例えば「私は半年後に新しい家を買って、二世帯住宅の家を買って親と住む」という事を決めればですね、半年後には取引完了して家に住んでいるという事になれば、やっぱりそれを逆算していって最低三か月後ぐらいまでには家を探して決めなければいけないなという風に決まります。
これをちゃんと決めないと「いい家があった時に買えばいいのか」という風な気持ちになりますので、せっかくいい家が、いい家の情報が目の前に表れてもそれを掴む事ができないんですね。
これは家を売る場合も一緒で、私はいついつまでに家を売りたいという事をある程度決めないと、じゃあ値段を下げていくけども、どういう風に下げていくのか。
ずーっと出したまんまでなかなか売れないからといって、値段をそのままキープしておいても売れないんですよ、そういうのは。
やはりそこは、じゃあ二か月売ったけど駄目だったから値段を下げましょう。
三か月駄目だったから値段を下げましょう。
そして、四か月目にお客さんの反応があって、五か月目に取引が行われた。
依って、六か月の間にはちゃんと契約決済が全て終わってたという風になる訳ですね。
そういった意味で不動産売買における、まず理由を明確にすること。
これは非常に大事ですので、是非ですねご自身が家を買う理由。
そして、ご自身が家を売る理由をしっかりと見極めて頂きたいと思います。