第１４３回 不動産査定のポイント
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今日はですね家を売る時に不動産屋さんに査定に来てもらう、この時にどういう風にお話をすればいいのか。
どういった所を見ていけばいいのか。
どういった話を聞けばいいのか。
これについてお話をしていきたいと思います。
まずですね、不動産屋さんが査定に来るという事なんですけども、査定と言うのは単純にあなたがこれから家を売ろうとしている、その家を値段を付けてもらうということもありますが、逆の立場で不動産屋さんをこちらが査定する、見極める重要なタイミングです。
何故かと言うとですね不動産の査定というのは、まあ非常に複雑であったり、また査定に来た時というのは、これからの家を売る時の流れであるとか細かい説明をしてくれるタイミングなんですね。
その時に来た不動産屋さんがどのように皆さんにその不動産を売却する上での査定の話であるとか流れの話であるとかお金の話をどういう風に説明してくれるのか。
これにまず注目して欲しいと思います。
というのはですね、この時にこちらとしては不動産売買に関しては素人。
だから分からなくて当然の事をいかに細かく丁寧に分かりやすく説明できる不動産屋さんなのか。
これを見て欲しい訳ですね。
ここを見て頂いて、「やあ、これぐらいのね物件だったら、これぐらいの値段ですよ。まあだいたい不動産の流れってこんな風になってますから。」って事でさらっと話をしてしまう。
そういった不動産屋さんなのか。
一つ一つお客さんの不安を取り除いてくれる不動産屋さんなのか。
これでまず見極める事ができると思います。
あとですね、この時に不動産屋さんの言う売れる値段もありますけども、今度は売主として希望としての値段もあると思うんですね。
「これぐらいの値段で売りたいなあ。」という希望ですね。
この希望の値段もしっかり伝えておいた方がいいと思います。
と言うのはですね、家を売るというのは必ず理由がある訳で、その理由を達成するにはいくらぐらいの値段で売れなくちゃいけないっていうのはおのずと決まってくると思うんですね。
ですから、この値段を最初の段階ではっきり不動産屋さんに伝えておかないとズルズルズルズル値段を下げていったりですね、なんか下げざる得ないような状況になった時にこちらから「もうこれ以上は無理です。」という事を言いずらいという方も多いんですよ。
ですから最初の時点で値段としては、「ここまでを考えています。」という事をお伝えしてほしいんですね。
これがですね、突拍子もない値段だとかですね、そういう事で言いにくいって方もいるんですけども、この段階で言っておかないと後から言いにくくなりますし、話がしずらくなりますから、まず最初の段階で自分はどれぐらいの希望の価格があるんだってことも伝えておいた方がいいと思います。
あとはですね、この話し合いの中でいい不動産屋さんであるかどうかをですね、数社査定をお願いするとですね個人個人の担当者がきますから、その時の雰囲気であるとか相談した話の内容であるとかによってですね、「あっ、この人なら任せても大丈夫だな。」っていう方がいると思います。
その査定に来た時の価格、向こうが言う価格も大事ですけども価格以上にその不動産屋さんの質を見極める大事なポイントですので、査定というのはですね、ただ自分達の物件の値段を見てもらうだけじゃなくてですね、相手の不動産屋さんを査定する、そういう大事なタイミングであると知っておいて欲しいと思います。
