第153回 売買契約当日の流れ
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今週もですね、先週に引き続きまして「不動産の売買契約」これについて話を進めていきたいと思います。
今日お話するのは、不動産売買契約の当日の流れですね。
これについてお話をしていきたいと思います。
不動産売買の契約の日なんですけども、日程と場所が決まりますと、まあそこに皆さんが集まる訳ですね。
で、集まってからまず何をするかと言うと、大抵の場合は「10時にどこどこ不動産の事務所でやりましょう」っていう事になりましたら、その30分前ぐらいに買主さんはその契約の場所に行きます。
と言うのはですね、買主さんは売買契約の前に不動産屋さんからですね、今回買う物件がどういった物件なのかというのを重要事項説明書という形で説明を受ける必要があります。
そしてですね、これは売主さんはする必要がない事ですので、売主さんが来る前にですね既にこの重要事項説明を終わっておいて、その後ですね売主さんが来たら速やかに売買契約に移るって事が多いですから、よくあるのが大体売買契約の時間の30分前ぐらいにですね、買主さんだけ先に行って重要事項を受ける。
その後、売主さんがそこにやって来て、いよいよ売買契約という流れになっていきます。
売買契約なんですけども、まずはお互いにまあ挨拶だけしましてですね、その後は売買契約書の読み合わせを行います。
この売買契約書の読み合わせなんですけども、基本的に事前にですね売買契約の前に一旦売主さん・買主さんも契約書には目を通していると思いますので、まあ何て言うんでしょうセレモニーのような感じでざあーっと読んでいきますよね、不動産屋さんが。
で、一応読み終わった後にお互いに質問とかですね意見がないか確認しまして、なければ記名押印となります。
この時にはですね、売主さん・買主さんが契約書の記名押印欄にですね名前と名前と住所を書きましてハンコを押して、で契約書に割印を押して、後ですね印紙、契約書に貼る印紙もこの時に貼りましてそこにお互いに割印を押していくという作業になります。
そして、それが済みましたらいよいよ手付金の交換となりますね。
で、この手付金なんですけども、例えば銀行保証小切手でする場合もありますし、現金でする場合もあります。
現金の場合なんですけども100万円とか200万円という切りの良い形の場合は、銀行の封がしてある場合もありますが、それ以外でバラバラに持ってくることもあると思います。
で、その場合ですねどちらの場合であっても必ずですね、その手付金の額が間違ってないか必ず数えて下さい。
で、この数える時に「普段お金数えることなんかないから時間かかって申し訳ないなあ」って事あるかもしれませんけども、そこはですね買主さんも気にしませんので売主さんとして必ずその現金を確認する。
で、これは決して失礼なことではないですので、まずそれをちゃんとして頂いて、そして手付金の領収書を渡して契約がとりあえず一旦おしまいという形になります。
この手付金に関してなんですけども、これも非常に大事な話になりますので、これはですね木曜日に引き続き話をしていきたいと思います。