第155回 売買契約が終わったら
■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》
今日はですね「売買契約が終わったら売主さん・買主さんどういった事をしなければいけないのか」これについてお話をしていきたいと思います。
まずはですね、売主さんなんですけども住宅ローンで買った家を売る場合は、売買契約が終わりましたらまずは住宅ローンを付けている銀行に連絡をして下さい。
連絡をして頂いて、「家が売れました」と「取引はいつ頃です。
売買代金いくらぐらいですので、借金をちゃんと返しますので、その返済の用意をして下さい。」という事をお願いしに行かなくちゃいけません。
これはですね、必ず銀行の店頭に行く必要がありますし、またですね取引の費用を確定しなくてはいけません。
何故ならですね、住宅ローンを一括で返済する訳ですが、最終の決済日までの金利を銀行はちゃんと取りますので、その決済日が決まらない限りはこの申し出ができない。
という事で、契約が終わったらですね、できるだけ早く決済日を決めて頂いてその情報を持って銀行の窓口に行って、住宅ローンの一括繰上返済の申し込みをする必要があります。
買主さんはですね、まあ事前に住宅ローンを借りる審査をしてる場合もありますが、すぐにですね住宅ローンの申請を行って下さい。
で、やはりですね住宅ローンなんですけども、事前審査が通ってればほぼ100%本審査も通りますが、これがちょっと時間かかる場合もなきにしもあらずです。
まあ特にですね最近多いのはサラリーマンの方が買う場合は、そんなに多くの問題ないんですけども、自営業者の方が住宅ローンを組んで家を買う時というのは非常に手続きが煩雑になっています。
「この書類を出せ」「こういう風に条件を変えろ」「これを担保に入れろ」「この預金をどうせいこうせい」という事をですね、結構銀行さんが言ってくるんですね。
もちろんですね、その方のよしんがたっぷりあれば問題ない訳ですが、まあこういった不景気な状況ですので、皆さんがですね非常に裕福だという事がない訳ですよ。
となるとですね、「あれを用意しろ」「これを用意しろ」「こうしろ」「ああしろ」という事でですね非常に長い時間、銀行さんにローンつける時間を引っ張られる可能性もありますので、売買契約が終わりましたらまあ事前にもちろん話はしてると思いますけども、すぐに銀行に行って頂いて、住宅ローンの本審査を申し込んで早く決済をとるって事が大事だと思います。
お互いにですね、売主さん・買主さんはこのように動いて頂いて、後は不動産屋さんを中心としましてですね、決済日の事とかですね、司法書士さんに連絡とかですね、必要な書類の確認をしておくという事になります。