第157回 売主と買主の良好な人間関係を築く大切さ
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今日はですね、不動産売買を行って決済も終わった。
その後、売主と買主が良好な関係を築きあげる。
これが如何に大切な事かという事をお話をしていきたいと思います。
これはですね、単純に「まあ売主さん・買主さんご縁があったから」という事も言いたい訳ですが、生々しい話をしますと、やはりですね売買契約が終わって取引が終わった。
その後、買主さんは売主さんから家の引き渡しを受ける訳ですが、その後ですねいろんな所にちょっとしたトラブルが起こった。
その時に、売主さんに対して悪い感情をどっかで持ってれば、どうしてもキツクあたってしまう。
売主さんとすれば、買主さんにちょっと嫌な印象があれば買主さんが言ってきた事に対して「なんだそんなこと」というようにキツクあたってしまう。
このようにですね、お互いの感情が悪い状況になってしまうと、まとまる話もまとめませんし、お互いに精神的なストレスが非常に大きいです。
こういった事がないように、売主からすれば買主に対し、買主からすれば売主に対し、どういった感情を持つ事が大事か。
ちょっとですね、不動産売買と直接の何て言うんでしょう、ノウハウ部分とは外れるかもしれませんけども、大切な事なのでお話をしておきたいと思います。
まず売主さんなんですけども、買主さんが家を買ってくれた事にまずは感謝をして頂きたいと思います。
「買ってくれてありがとう」という事ですね。
そしてですね、ちょっとした事なんですけども、引っ越しをしてもう買主さんに鍵を渡す時にお家の中でにですね、例えばティッシュペーパーとかトイレットペーパーとか電球の替えとか、お金をかけなくてもいいです。
ちょっとした消耗品を置いていってあげて下さい。
これはですね、買主さんにとっては非常にありがたいものです。
また買主さんとすればですね、売って頂いた売主さんに「ありがとう」という気持をですね持って下さい。
売主さんが素敵な家を売ったからこそ、買主さんはその素敵な家が買えた訳ですね。
お互いに売主・買主のこういった感情がですね、しっかりとできていると、その後何かトラブルがあった際も非常に円満に解決できます。
売主さんとしてみればですね「買主さんがこういう事言ってきた」「だけど、あの買主さんの為だからここは私達が直しましょうよ」という話もできるでしょうし、買主さんとしてもですね「ほんとにちょっとした事なら、あの売主さんの売ってくれた家だから、これぐらい私達で直しましょうよ」という意味でですね「お互いを思いやる」そういった気持がそこで生まれる事で、またお互いに対してですね何て言うんでしょう、尊敬と喜びの念が生まれるって言う形になる訳ですね。
ですから、家を売り買いした後、最後にはですねお互いに「ありがとう」という気持を忘れないでおいて頂きたいと思います。
今日はですね「取引が終わった後、売主・買主良好な人間関係を築く事の大切さ」これについてお話をさせて頂きました。