第166回 売るのは買うよりずっと難しい
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今日はですねマンション売却における大切な話を1つしておきたいと思います。
それはですね実は家というのは買うよりも売る方がずーっと難しいという事です。
家は売るよりも買う方が簡単であり、買うよりも売る方がずーっと難しいんですね。
まあこれはですね、いろんな理由があるんですけども、まず家を買うという時は自分が買える値段であるか。
自分が買える値段であるかどうかという事だけがですねポイントになる訳ですね。
例えば、給料がこんだけなので住宅ローンはこれしか借りられない。
じゃあこの家の買える価格、それまでの価格で買える価格の家を探せばいい訳ですね。
しかしこれがですね家を売る場合になるとそうはいきません。
家を売るとなった場合は自分の売りたい価格、これと売らなければいけない価格こういう2つの数字が出てきます。
というのはですね、売りたい値段というのは例えば市場価格3000万円の家を「いやー、3500万円で売りたいなあ」という売りたい家の価格、これはあるんですけども逆に実はこの市場価格3500、3000万円の家を買った時は4000万円で買ったと。
じゃあこの住宅ローンがどんだけ今減ったかと言うと、3800万にしか減ってないと。
となると、世の中で売れる価格は3000万と言われているけど、3800万円でこの家を売らなくちゃいけないというようなですね、売らなくてはいけない価格というのが出てきます。
依ってですね、家を買う場合は自分が買える値段で買えばよかったんですけども、家を売る場合は市場の価格と自分が売らなくてはいけない価格、このギャップに苦しめられる事が多くてですね、値段付けが難しいという事になる訳ですね。
で、ましてやですね、いろんな諸費用も必要になってきますので、こういったですね家を売る買うと考えた場合は、まず非常に売る事は難しいという事を知って欲しいんですよ。
更にもう1つついでに言うと、家を売る場合はそこに期限が発生する場合があります。
家を買う場合はいつまでに買わなくちゃいけないという期限はあまりないんですけども、家を売る場合はいついつまでに売らなくてはいけないという期限が付く場合がある訳ですね。
そういった場合でも家を売るのは難しいって事なんですよ。
ですから、家を買うノウハウが世の中にたくさんあって、家を買う時は皆さん必至で勉強するのに売る時になって勉強せずに売って失敗したというのは当然です。
何故なら家を売る方が難しいからですね。
という訳でですね、また明日からもこの家を売るノウハウをお話していきますので、是非この難しいと言われる家の売却、これはしっかりまず勉強しておいて頂きたいと思います。