第188 回 不動産業界のある情報技術
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今日はですね、今、日本全国のほとんどの不動産屋さんが利用している、ある情報技術のお話をしたいと思います。これはですね、「レインズ」と言われるものです。
レインズとはReal Estate Information Network System、この頭文字のですねREINS、この頭文字を取りましてレインズというものがあるんですね。
で、これは一体どういった物かと言うとですね、日本全国の不動産屋さんが、あるインターネット上のデータベースに自社の売り出している物件情報を登録しているんですね。
要するに、日本全国の不動産屋さんが1つのデータベースに登録する事で今度物件情報を探しに行く方としては、そのデータべースから物件を探せば日本全国の不動産屋さんが持ってる情報を取り出す事ができるというとんでもない情報のデータベースがある訳ですね。で、これがレインズと呼ばれるものです。
所謂ですね、皆様の中で聞いた事があるかもしれませんけども、不動産屋さんしか見れない、そういう情報のデータベースがあるという事を聞いた事があると思うんですね。
で、これが所謂レインズと言われるものなんです。ですから、これは不動産業者しか見れません。
但し、その中には某大な今現在出されている物件がある訳ですね。
このレインズと言うのは会社の規模に関係なく、このデータベースに参加できます。
と言う事はですね、そこにアクセスが出来れば、たくさんの情報から情報を取り出す事ができる。
また逆に言うと、そのデータベースにさえアクセスできる不動産屋さんだったら、例えば私神戸に
いますけども九州の方から不動産を得たいという情報がきまして、その物件情報をそのレインズに載せると日本全国の九州の不動産を含めて情報を提供する事ができると。
依ってですね、私は神戸にいながら九州の方のマンションを売る事もできるというですね、凄いシステムがあります。
このレインズという物が出来てからですね会社の規模、そしてですね組織、要するに不動産業のネットワークとかありますよね。
よくフランチャイズだから安心とかありますけども、そうじゃなくてもですね、このレインズに登録する事で情報がですねたくさんの不動産屋さんに提供されるという事で、このレインズに登録している不動産屋さんであればですね、要するに会社の規模関係なく情報をそれだけ多くの不動産屋さんに提供でき、そしてまた取得できるという素晴らしいシステムです。
ですのでですね、前回お話しました不動産業者の最近の状況と比べて選び方が違ってきたよと。不動産屋さん選びが間違っていたよというのは、この情報技術との関連がある訳ですね。
じゃあ、どのようにその辺が関係してくるのかについてはですね明日また詳しくお話していきたいと思います。