第202回 不動産屋さんに売却を依頼しよう!!
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査定価格も決まりまして売り方も考えた。
じゃあ次に一体何をするのかというと、その内容で不動産屋さんに売却の依頼を行う。
これをですね媒介契約と言います。
媒介契約にはですねどういった事が書かれているかと言うと、
・誰がどの不動産屋さんに売却を依頼するのか
・どの物件の売却を依頼するのか
・いくらで売却するのか
・売却を依頼する期間はいつからいつまでなのか
・売却の依頼を受けた不動産屋さんの売却活動はどのようなものなのか また、
・売却の決まった時の不動産屋さんに支払う手数料はいくらなのか また、
・その時期は
などがですねずーっと書かれる訳ですね。
で、こういった条項を書いた契約を結ぶんですけども、この契約には実は3種類あります。これがですね、「一般媒介契約」「専任媒介契約」そして3つめが「専属専任媒介契約」というものです。
大きく分けてですね、これを2つに分ける事ができます。それは、「一般媒介契約」ともう1つが「専任媒介契約・専属専任媒介契約」この大きく分けて2つに分かれます。
で、この違いがですけども、一般媒介契約は皆様がマンションの売却を不動産屋さんにする時に一ヵ所の不動産屋さんに頼んで、また更に別の不動産屋さんに頼む事ができる。
要するに、不動産屋さんを並列に並べてですね、各不動産屋さんに「私のマンション売って下さい」「私のマンション売って下さい」「私のマンション売って下さい」という風に頼めると。
すると、3社の不動産屋さんが皆様の窓口となって売却活動を行う形になります。
かたやですね、専任媒介契約・専属専任媒介契約は、この売却を依頼できる不動産屋さんが1社だけとなります。
ですから、皆様は1社の不動産屋さんに売却を依頼して、そこがですね皆様の窓口となって動くという形になります。で、よくこの一般媒介契約と専属専任媒介契約・専任媒介契約、どちらがいいのかという話になる訳ですね。
で、これはですね、いろんな理由があるんですけども私は聞かれますと「専任媒介契約にして下さい」という事を言っています。
一般的なですねインターネット上の情報など見ますと、一般媒介契約でたくさんの不動産屋さんに依頼した方が情報が広がるから、早く成約する事ができるよという事が書かれているんですけ
ども、決してそうではない部分っていうのもあります。
じゃあどういった所をですね理由にして私が一般媒介契約よりも専任媒介契約・専属専任媒介契約を勧めるのか、この理由についてはですねまた明日詳しくお話をさせて頂きたいと思います。