第294回 マンションを売るときの媒介契約か一般か専任か
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先日ですね、メールで相談を頂いた内容なんですけれども、私がですね2009年の2月にこちらの本ですね、ちょっと出しておきましょう。
『成功する中古マンション売却術』これ私が一応出させて頂いた本なんですけども。
この本にですね、媒介契約を不動産屋さんと締結する場合、即ち皆さんがマンションを売るその時に不動産屋さんにマンションの売却をお願いする場合は、一般媒介契約という方法と専任媒介契約という方法があります。
この方法についてなんですけども、私のアドバイスとしては、この本の書いてる内容としては、まずは専任媒介契約でお願いしましょうと書いております。
これを書いた時と今とじゃあ状況はどうなってるかと言うと、一年ちょっと経ってますけど変わってません。
ただ、ご相談頂いた内容は、私の本では専任媒介契約で頼めと書いていると。
ただ、その方とのこのやり取りの中で私は、「じゃあ、専任媒介契約から一般媒介契約に切り替えたらどうですか?」というお話をしたんですけども、「いやいや田中さん、自分の本では専任って書いてるじゃないですか?」ってこと言われたんですね。
この一般媒介契約と専任媒介契約どちらがいいのかって事なんですけども、これは非常に難しい問題なんですよ。
私としては、この本で書いたことは専任媒介契約、特に自宅を売る時にはまずは専任で一社に売却を依頼しましょうと。
そして、その後様子を見て不動産屋さんを替えるなりという事を書いてる訳ですね。
これはどういう事かと言うと、まず家を売る前の段階では売りに出した時どうなるか分からない訳ですね。
ですから、まずは成功法を正しい一番正しいであろうというのを選ぶしかない訳です。
その方法がまずは専任媒介契約で不動産屋さんに売却を依頼しましょうという事なんですね。
しかし、「実際に売りに出して状況が違う」「なかなか売れない」「思ったより不動産屋さの動きが悪い」こういった事があれば当然ですね、一社に売却を依頼するだけじゃなくて複数社に依頼を増やしていくという事も必要な場合があります。
例えばですね、山登りをする時のことを考えてほしいんですけども。
初心者の私がこの山に登りたい。
その場合は、じゃあ「Aというコースが絶対お勧めですよ」という話を聞いて、登山口までやってきた。ただ、前日に大雨が降ってAというルートが崩れていた。
そしたら、私でも登れるBルートから山の上に登るという事はですね当然必要な判断となります。
こういった状況に応じた判断というのをしていく中で、最初は専任媒介契約で売却を依頼をしていたけども状況によっては一般媒介契約に切り替えていくことが必要ということになる訳ですね。
ですので、私のこの本では専任媒介契約と書いてますけども、実際に専任媒介契約で売りに出した後で状況によっては一般媒介契約に切り替えていく。
これはですね、正しい判断の内の一つになりますので、是非ですね確かに私これは専任媒介契約書いてますけども、あくまでそれは売りに出す前の話であって、売りに出してからの状況判断についてはですね私の方でメール相談で無料でやってたりですね電話相談もやってますので、そういった事を利用して頂いてマンション売却詳しい人にですね話を聞きながら状況判断を変えていってですね。
そして、少しでも売り易い方向に変えていく。
そして、賢く高く売っていくということを考えてですね。
そしてですね、臨機応変に対応して頂ければと思います。