第297回 マンションを売るときの値段交渉の極意
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今日お話するのはですね「マンションを売却する時の値段交渉術」
これについてお話をしていきたいと思います。
値段交渉術なんですけども、まずですねマンションを売りに出して当然、例えば2000万で売りに出して2000万で売れればいいんですけども。
やはり、買い手さんが現れた時にですね1800万円だよとかいうことで購入申込書が入ってくる。
でも、こちらは2000万円で売りたい。この値段の差がある。
どうやって、ここを摺り合せていくかってことなんですね。
ここにはですね、2つのポイントがあります。
まず1つめのポイントなんですけども、こちらですね早速使っていきましょう。
『買い手さんの心理』です。
マンションを売る場合に、売り手さんとしてはですね、やはり早く売りたいという気持ちはあります。
ただ、よく分かっておいて頂きたいのは、買い手さんは買い手さんなりに早く家が欲しい。
そして、沢山見てきた中でやっと気に入った一つの部屋があなたのマンションなんですね。ですから、それが欲しいんですよ。ですから、値段交渉する時に売主として別に下手に出なくてもですね相手も欲しいんですよ。
自分も売りたいのと同じぐらい、若しくはそれ以上相手も買いたいですからその事を分かった上でまずは堂々と値段交渉をすることを知っておいて頂きたいですね。
そしてですね次ですね、『交渉の順序』です。
これについてなんですけども、交渉の順序についてはですね、ほとんどの方がじゃあ2000万円で売りに出してるマンションを1800万円で買いたいという方が現れた。
そしたら、それに対してですね「ああそうですか、じゃあ1900万、間とってそんなんでどうですか?」ってこと言ってしまうんですよ。
売主さんがこの値段を言ってしまうと、底がどんだけ頑張っても上限値になります。
ですから、売主としての値段交渉としては買主さんが自分が提示してる値段よりも安い値段を出してきた。
そしたら、こちらから言うことはまずですね「どこまで値段をもっと上げてもらえますか?」ってことを言う訳です。ですから、ゴールの金額を先に言わない。
買主さんに言ってもらう。
そして、買主さんが徐々に上がってきた時に「じゃあここならば、例えば1930万円なら」ってことで着地点を提案してあげて、少しでも有利に話を進めていく。
このようにして頂きたいと思います。
今日はですね、値段交渉のポイント、まずはポイントは『買い手さんの心理』そして『交渉の順序』この2つをですね、しっかり意識して交渉の方をして頂ければと思います。