第299回 マンションを売ることをその人に相談して大丈夫?
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マンションを売る時に一体誰に相談をするのか。これは極めて大事なことです。
皆さんがですね、マンションを売る時に最初からマンションの専門家の方に「マンションを売ろうと思うんですけど」という相談をしてくれたらいいんですけども。
大抵の場合は、例えば親御さんであるとか御兄弟の方・親戚・友達、そういった方にですね「いやー、今度マンションを売ろうと思うんだけど、どうかなあ?」ってこと聞く訳ですね。
これ聞いて頂くのはいいんですけども、その相手方がこれまでマンションを売ったことがあるのか、それかマンション売却に詳しいのか、これが大事なんですね。
皆さんがこれから一生に一度、若しくは二度というですねマンション売却をしようとする。その為の基本的な情報を得ようとしてる相手がマンション売却に詳しいかどうか。
これは極めて重要です。大抵の場合ですね、あまり知らない方が多いです。
というのは、不動産を売るというのはなかなか数が少ないですのであまり経験がないんですよね。ただ聞かれた方としては、聞かれたら何か答えなくちゃいけない。
結果、何をいうかと言うと最近ニュースで聞いたような話をですね皆様にお答えする訳ですね。
「いやー、最近は都心のこういったとこのマンションが完売っていうから、きっと今だったら高く売れるよ。」とかですね。
また逆にですね、「いやー、こんな不景気の時に売らなくていいのに。売るな売るな。やめとけやめとけ。」ってこと言うわけですね。
ただ、それが本当に正しいのかどうかって事が問題なのです。
近しく信頼してる方からそういう情報を得た売主さんは、やはりその言葉を信用してしまいます。そして、その言葉を信用した上で不動産のプロである不動産屋さんとこに相談に行くわけですね。
そして、不動産屋さんは反対のことを言うわけですよ。
「いやー今、世の中では不景気だって言われてますけど、ここの地区のマンションだったらこれぐらい高くから売れますよ。」とか言うわけですね。
するとですね、「いやー、不景気だ不景気だって言われたんで。でも、やっぱりそうやって不動産屋さん言ってるけどやっぱりもうちょっと売るの止めとこう。」ってことになると、結果として失敗するわけです。
そういった意味で、誰にまず最初に話を聞くのかっていうのは極めて大事。
その聞く相手が親族や友達や兄弟ではなく、まず最初に情報を得るべき相手はマンション売却に詳しい人・専門家・不動産屋さん、そういった方に情報を得た上であなたのマンション売却の方向性を決めて頂きたいと思います。
今日お話したのはですね、『マンションを売る時には、まず誰に話を聞くか』これについてお話をさせて頂きました。