マンションの査定のときに役立つものは
査定に不動産屋さんが来るときに用意しておきたいもの
マンションの査定を受ける場合に役立つものがあります。
それは分譲当時のパンフレットです。
そして、その中にある価格表こそ役立ちます。
特に同じマンションで売り物がでているときは必須とも言えます。
分譲時のパンフレットがなぜ売却するときに役立つのか?
例えば5階のAという部屋が2,000万円で売りに出されていたとしましょう。
そして自分は6階のBという部屋を売りに出そうと考えている。
そのとき、いくらぐらいで売りに出せばいいのかは悩むところです。
しかし、分譲時の価格表があれば参考価格はすぐにでます。
分譲当時Aの部屋が2,500万円だったとしましょう。
そして自分が売りに出すBの部屋が2,700万円だった。
その場合Aの部屋の価格から見て、Bの部屋との価格差は
(2,700-2,500)÷2,500=8%
すなわち8%Bの部屋のほうが高い。
その新築時の比率を現在の価格に当てはめます。
Aの現在の売り出し価格×108%=2,160万円
よって、あくまで参考価格としてAの部屋が2,000万円だとしたら、自分の部屋は2,160万円くらいだとめぼしがつきます。
分譲当時、プロが考えた末に出した価格です。
比較参考する価値は十分にありますよ。