売れなければどんどん値下しなければいけない?
2009-01-07
■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》
今日頂きましたご質問は「マンション・不動産を売りに出した時に売れなかったら、どんどん値段を下げないといけないんでしょうか?」という質問を頂きました。
これはですね、今から家を売りに出そうって方、共通の不安というかですね悩みだと思うんですよ。
売りに出したけど、どんどん値段が下げられる。
「いつまでも下げられて思ってる値段以下になったらどうしよう」って事を思われる訳ですね。
実はこれは非常に解決策というのは簡単でして、単純に家を売る時に「じゃあ、もうこれ以上下げる所まできたら売るの止めます。」「これ以上下げるとこまでくるなら家を売るのを止めます。」という判断をですね最初の段階で不動産屋さんに伝えておく。
これでですね、値段が下がっていっても、ある段階でキープするか若しくはもう止めてしまうかという選択ができます。
と言うのはですね、今の現状非常にマンションが売りにくい。
で、時によってはですね「えー、そんな値段で売れるの?」って言うのような高い値段で売れる時もあれば、「えー、そのマンションが全然売れないの?」って事もある訳ですね。
ですから、不動産屋さんも査定が非常に難しい。
どうやって金額的な事を考えるかと言うと、例えば住宅ローンを借りられてる方であればですね、最低限住宅ローンが返せる金額でないと売れないとかですね。
自己資金足して、それで返せる金額じゃないと売れないという事をですね、ある程度最初からですね積み上げ方式で必要な費用を計算しておく必要があると思います。
住宅ローンの残高、仲介手数料、まあ司法書士さんの費用とですね印紙税なんかはしれてますけども、そういった物を全部返せる金額、そんだけの支払える金額と、あとは自分の自己資金の金額、そしてですね実際売りに出していく金額というのを見合ってですね、それでですね家を売る値段を決めていく。
そしてですね、あまり下げられても売っても借金返せない、住宅ローン返せなければ売る意味がなくなりますので、もうこれ以上下げるんなら売らないっていう選択肢をする。
これをですね、最初の段階で不動産屋さんに伝えておく事が必要かと思います。
またですね、このおしり最終的な金額が決まってればですね、そこに合わせて時間を決めて段階的に値段を下げて様子を見ていく。
またはですね、もう最初は高めに出して売れなかったらぐっと下げるのか。
こういった戦略的な事も絡んできますので、まずはですね家を売る時には自分がどの金額までだったら売ろう。
どの金額までだったら売ろうというラインをしっかり決めて、それを最初の段階で不動産屋さんに伝えておく。
あとは売り方とすればですね、売り出し価格からそのここまでという価格までをラインを引いてですね、じゃあどの時期にこういう風に値段を下げていきましょうという相談を事前にした上で売却を進めていければこういった心配はないかと思います。